喫煙者には欠かせない100円ライター。喫煙しない私も、お墓参りの時や花火の時に利用したことがあります。でも、この便利な100円ライター、捨て方がわからない人が多いのでは?
・ガスの抜き方がわからない
・分別はどうなるの?燃えるゴミ?燃えないゴミ?プラスチック部分もあれば金属部分も・・・
これでは、使い捨てライターなのに捨てられません。そこで今回は、このようなお悩みを一気に解決するために、100円ライターの捨て方をご紹介しましょう。
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目次
使い捨て100円ライターの捨て方は?
使い捨て100円ライターは、火がつかなくなってもまだライター内にガスが少し残っていることもあります。ガスが残ったままゴミとして出すと、ゴミ収集車やゴミ処理場で火災の原因になるかもしれません。
正しい捨て方を知らない人にとっては、使い捨て100円ライターは、便利品ではなく、実はとても危険でやっかいなものだったのかもしれません。しかも、ガスを完全に抜いたらおしまいではありません。その後は分別の問題が残っています。
出典:http://www.lighterhonpo.com/lighter/p-3.html
簡単なガス抜き方法は?
安全なガス抜き方があります。まず、もしもの時のために、水を用意してから行いましょう。
準備するものはセロハンテープのみです。ベランダや屋外のような換気の良いところで、作業を行いましょう。
(1) 使い捨て100円ライターの操作レバーを押して火がついたら火を吹き消します。
【出典】ライターは正しく捨てましょう|環境省
(2) 着火部分を押したまま、粘着力の強いセロハンテープ、またはガムテープ、輪ゴムで操作部分を押した状態で固定します。
【出典】岸和田市HP
(3) シューという音がして、ガスが抜け始めます。音がしない場合は、炎調整レバーをプラス方向にMAXまで動かします。
(4) そのまま近くに火の気がない風通しの良い屋外に1日放置します。
ガスが全部残っていても1時間くらい放置していればガスは抜けてしまうといいますが、念のために1日、あるいは一晩放置しましょう。
(5) 一晩、あるいは1日経ったらセロハンテープを剥いで、着火してみましょう。火が付かなければ安全にガス抜き成功です。ちょっとでも火が付いたら、操作部分がしっかり押されていなかった証拠ですから、もっとしっかりと固定してもう一度(1)~(5)のやり直しです。
この方法なら、100個あっても(大量処分でも)換気の問題さえクリアできていれば簡単そうですね。
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簡単なガス抜き方法【動画編】
上に書いた手順でガス抜きをする動画がありました。動画で見るととてもわかりやすいので、よければご覧ください。わずか1分ほどでできる方法なのでとても簡単ですよ♪
▼簡単ガス抜き方法 テープ輪ゴム編・動画
※溜まった100円ライターのガスの抜き方!! 処分は自治体に要確認(;^ω^)|YouTube
▼簡単ガス抜き方法 つま楊枝編・動画
セロハンテープや輪ゴムで固定する代わりに、その固定をつま楊枝1本でやっている動画を発見しました!ちょっと感動でしたので皆様にもご紹介しますね。
※使い捨てガスライターのガス抜きは爪楊枝1本で簡単|YouTube
ライターはどこに捨てればいい?
地域によって分別がさまざまです。
使い捨て100円ライターの捨て方は、地域によって違います。
(1)完全にガス抜きをして「燃えるゴミ」として捨てる
(2)完全にガス抜きをして、「燃えないゴミ」として捨てる
(3)完全にガス抜きをしてプラスチック部分は「プラスチックごみ」、金属部分は「燃えないゴミ」に分別して捨てる
(4)使い切ってガス抜きせずに「危険ゴミ」として捨てる
まとめ
いかがでしたか?ガス抜きは、思ったよりも簡単でしたね。
でも、捨てるときに、「使い捨て100円ライター」を分解して、プラスチック・燃えないゴミ(金属)・燃えるゴミに細かく分別しなければならない地域もあるそうです。せっかくガス抜きができても、「大量にたまったらどうやって分解するの?」と真っ青になりそうですね。
ますます捨てられなくて、「捨てられない“100円ライター屋敷”になったらどうしてくれるの!?」と一瞬思いましたが、自治体はそんなに冷たくなかったようです。
そのようなとくに分別の難しい地域は、市町村や消防署に相談すると良いそうですよ。
自分で持っていかなければなりませんが、まだガスが残っている100円ライターでも引き取ってくれるみたいです。ちなみに静岡県富士宮市には、その回収ボックスが実際にあります。みなさんも、わからないときは、一人で苦労しないで、お住まいの市町村に助けを求めるのが良いかもしれませんね。
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